企業統治で、企業と社会の安全を守る

私は37年間、警察実務の現場、とりわけ危機管理分野(情報収集・分析)に携わってきました。
その経験から、確信していることがあります。

リスクは突然生じるのではなく、必ず前触れがあります。

小さな兆しの段階で気づき、適切に対応すれば、多くの問題は未然に防ぐことができます。
しかし、その兆しに気づく体制がなければ、問題はやがて顕在化し、企業経営に大きな影響を与えることになります。

企業の中に、次のような仕組みは整っているでしょうか。

・日常業務の中でリスクを敏感に察知できる体制
・表面的な規程ではなく、実効性のある人材教育や管理体制
・現場で生じた情報が、経営(トップ)に確実に届く仕組み

行政による立入や指導は、突然起きた出来事のように見えます。
しかし実際には、制度趣旨、事実関係、管理状況など様々な情報が収集・整理され、
その分析の結果として判断が行われます。

私は、こうした行政の仕組みを理解した上で、
企業のリスクを未然に防ぐための企業統治顧問としての活動を行っています。

行政書士として単に申請書類を作成し、行政手続きを通すだけではありません。
企業統治の視点から問題の芽を見つけ、行政との安定した関係を築くための体制づくりを支援する。
それが、私の考える本来のリスクマネジメントです。

目の前の問題に対処するだけではなく、制度と体制の中でリスクを抑える。
その結果として、行政との信頼関係が築かれ、企業活動はより安定したものになります。

企業が安心して経済活動を続けることができれば、企業価値は高まり、
ひいては国民全体が、より安全で安定した社会の恩恵を受けることになります。

私は、企業統治体制の整備を通じて、
安心できる社会の基盤づくりに貢献したいと考えています。

それが、私の考える統治顧問の使命です。

最後に、事務所名について触れさせてください。

私は長年、治安機関の立場から社会の様々な問題やリスクの現場を見てきました。
だからこそ、企業活動や社会が安心して前に進むことのできる、
「ひなた」のような場所を支える仕事をしたい。

その想いから、
ひなた国際法務行政書士事務所
という名前を付けました。

企業活動が順調に成長しているときほど、統治体制の整備は後回しになりがちです。
しかし、見えにくい部分こそ、静かに、そして確実に整えていく必要があります。

統治顧問として、企業の皆様とともに、
安心して活動できる社会の基盤を支えていきたいと考えています。


ひなた国際法務行政書士事務所
代表 行政書士
谷口 浩